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それぞれの知識と
能力を持ち寄って
スケールの大きな
鉄づくりが可能になる!

T.Y

姫路製造所 技術管理部 生産管理室
2022年入社 / 法学部 法学科卒

合同製鐵で働こうと
思ったきっかけ

一番の理由は、合同製鐵が自分にとって馴染み深い会社だったこと。私は大阪製造所の近くに生まれ育ち、ご近所さんの間でも合同製鐵の話が出てくるのが日常的でした。小さい頃から身近な存在で、地味だけど社会を支えるかっこいい会社という印象もあったんです。さらに就活中、当社の一次面接で本社を訪れた際、他社より挨拶してくださる社員の方が多かったことにも好印象を持ちました。小さなことかもしれませんが、人を大切にしてくれる温かさを感じて入社を決めました。

現在の仕事内容

姫路製造所の特色は、多品種・少量生産。材料も製造工程も異なる多種多様な特殊鋼を、お客様のニーズに合わせて小ロットで受注しています。そのなかで生産管理室は、注文を取る「営業」とものづくりを行う「製造」の間に立ち、生産計画の立案や生産工程の調整などを担っています。
具体的な私の仕事内容としては工程指示と在庫管理です。鉄ができるまでには製鋼工場→圧延工場→精整工場→出荷という流れがあり、受注数に応じて各工場へ段階的に製造指示を出していきます。また製鋼工場で製造した鋳片(鉄を溶かして固めた半製品)は2万~5万トンの在庫があるため、それらを適切に管理して次の工程へ回していくのも重要な仕事のひとつです。

現在の仕事内容

仕事の面白さと難しさ

私は文系出身ですが、製造部に指示を出すためには理系の知識も必要不可欠。しかも姫路製造所には「製鋼」「圧延」「精整」3つの工場があり、それぞれに専門知識がいります。入社当時は知らない単語ばかり飛び交うなか、工程について理解するのに苦労しました。しかし研修や職場でのOJTを通じて、製鉄の知識が増えてくると仕事もどんどん面白くなってきます。
また工場では時に設備トラブルや成分調整のミスなども起きますが、そうしたトラブルを各部署と連携しながら乗り越えられた時も達成感があります。この仕事は一人の能力が高くても成り立ちません。一人ひとりの専門知識、経験、プライドを持ち寄ってスケールの大きな鉄づくりが実現する。そこに私は大きな魅力を感じますね。

仕事の面白さと難しさ

仕事をするうえで心掛けていること

私たちは、ものづくりの上流工程に位置する素材メーカーです。そのため最終商品を受け取るエンドユーザーから最も遠い位置にいますが、できるだけ“お客様”を意識するよう心がけています。例えば、スピードより品質重視の製造指示を出すこともそうですし、出荷を担当する業務室や、お客様と近い営業部とも密に連携を図っています。
また成分調整の不良品が混じらないように管理体制も徹底。当社が出荷する丸鋼はすべて同じ見た目でも中の成分は一本ごとに異なるので、QRコード付きラベルを貼って管理しています。そしてもし経年劣化などで剥がれてしまった場合は、絶対に出荷しません。お客様から求められた成分や強度と違えば大変なことになりますからね。

仕事をするうえで心掛けていること

One Day Schedule

1日のスケジュール

08:00
出社。前日夜から朝方までに鋳造された鋳片の生産実績を確認。
08:30
鋳片の溶製指示書を作成し、製鋼工場へ渡しに行く。
10:00
生産工程や出荷計画についての打ち合わせと、会議資料の作成。
11:30
社員食堂で昼食・休憩。
12:30
圧延工場・精整工場向けの指示書を作成。
14:00
鋳片の運搬に関する指示書を作成。
17:00
退社。工場内でトラブルがあれば残業することも。
18:00
たまに会社の同僚や先輩と飲みに行く。
24:00
寮に帰ってゆっくりしてから就寝。

これから挑戦したいこと

これから挑戦したいこと

鉄鋼メーカーの仕事はスケールが大きく奥深いので、一通り理解するのに時間がかかります。ですから、あと3~4年は生産管理室で経験を積んで成長したいと考えています。そして次のステップとしては、経理・総務・人事といった会社運営に関わる部署にチャレンジしてみたいですね。直接役立つかどうかはわかりませんが、法学部での知識も活かせたらいいなと思っています。

OFFの過ごし方

OFFの過ごし方

休日は学生時代の友人とゴルフをすることが多いです。社内でも時々ゴルフコンペが開催されるのですが、これまで全部参加してきました。それ以外は会社の先輩・後輩や同期と飲みに行ったり、スーパー銭湯へ出かけたり。仕事の時はみんな真剣に取り組み、仕事終わりや休日は和気あいあいとメリハリをもって楽しんでいますね。

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