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環境にやさしく
次世代に適した電気炉の
パフォーマンスをいかに
最大化させるか。

S.M

姫路製造所 製造部 製鋼工場
2022年入社 / 工学研究科 先端材料工学専攻

合同製鐵で働こうと
思ったきっかけ

大学時代に鉄鋼材料の研究をしていたことから、その知識を活かせる鉄鋼業界をメインに就職活動しました。鉄鋼業界のなかでは大きく高炉メーカーと電気炉メーカーに分かれますが、私が興味を持ったのは電気炉メーカーです。電気炉は環境保護やリサイクルの観点でメリットがあり、世界的にカーボンニュートラルの動きが進むなかで将来性も高いだろうと考えたんです。合同製鐵はそんな電気炉メーカーであり、多種多様な製品を手がけていて景気に左右されにくい点も強みだと感じました。

現在の仕事内容

製鋼工場で私が担当しているのは、電気炉のコスト改善、設備の保全、トラブル発生時の対応など。現場で実際に作業するというよりは、デスクワーク寄りの仕事です。電気炉は電気エネルギーによって鉄スクラップを溶かす炉のため、電力コストが高いという特徴があります。なんと電気炉1分動かすのと、家庭の1ヶ月分の電気代が同じくらい。そのためコスト削減はとても重要なミッションなんです。現在は例えばLNG(液化天然ガス)で炎を起こしたり、化学物質を酸素と反応させることで熱を高めたりして、電気エネルギーをサポートする試みを行っています。また設備保全に関しては、設備の不具合がないかの確認や、大きな設備の修理工事に関わる計画などを担っています。

現在の仕事内容

仕事の面白さと難しさ

合同製鐵では若いうちから大きな仕事にチャレンジさせてもらえるのが面白いところ。私も1年目から電力コストの改善や設備保全といった重要な仕事に就き、経験を積むことで成長を実感しています。最初のうちは設備の修理工事の進め方がわからず苦労したこともありますが、上司や現場の方に相談しながら無事に工事を終えた時は大きな達成感を味わいました。また工事後、現場の方から「メンテナンスの手間が減って楽になったよ」と言っていただけたのも嬉しかったですね。
一方、コスト改善についてはまだまだ試行錯誤中。工場の実績集計をもとに上司や先輩とともに戦略を練っていくのですが、すぐに結果が出ないため難しさを感じることも多いです。

仕事の面白さと難しさ

仕事をするうえで心掛けていること

仕事の基本ですが、「報・連・相」を心がけています。特にいつもと違うことをする場合、新しく何かを取り入れる際には必ず上司や先輩に伝えます。一人では想像できないトラブルの原因やコストを悪化させる可能性も、何人かで共有していたらミスを最大限に抑えることができますから。
また現場の方と情報共有することも大事です。新しい設備を導入することがあれば現場に図面などの詳細な資料を持って行き、意見を聞いてから業者さんとのやりとりに入ります。実際にものづくりをしている現場の方がいかに安全に使いやすくなるか、という視点は常に必要だと感じています。

仕事をするうえで心掛けていること

One Day Schedule

1日のスケジュール

07:30
出社。部署内のミーティングで業務の進捗状況を確認。
08:30
購買室と鉄スクラップの近況について打ち合わせ。
10:00
設備工事に必要な備品・資材の購入手続き、操業成績のまとめ。
12:00
上司や先輩と雑談しながら昼食・休憩。
13:00
月次の会議資料を作成。最近は資料作成の業務も多い。
16:00
設備室や現場と翌日に実施する修理工事の事前打ち合わせ。
17:00
夜勤者に連絡事項を記載した配布物を渡して退社。
19:30
夕食後、ゲームやプラモデル製作などの趣味に没頭。
24:00
就寝。休日前はアニメや映画を観ることも。

これから挑戦したいこと

これから挑戦したいこと

1つは製鋼工場の効率アップを図ること。鉄スクラップの溶解方法をさらに改善できないか、テストを実施したいと考えています。もう1つは、現場の方が働きやすい環境づくりです。特に近年は夏の気温が35度を超える日も多くなり、熱中症対策が急務。電気炉まわりは特に暑いところなので、少しでも涼しく働けるような施策を打っていきたいと思います。

OFFの過ごし方

OFFの過ごし方

入社後に運転免許を取り、念願のクルマを購入しました。そのため最近はドライブを楽しむことが多いですね。姫路から京都までドライブするなど、日帰りで旅行気分を味わうこともあります。また外出したくない日はアニメや映画を観ながらプラモデル製作をしたり、友人とゲームをしたりして過ごしています。

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